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ウンチクグルメ男

自分の知らない知識をたくさん持っている男性が魅力的に見えてしまうことがあります。しかし、それをいつも得意げに披露されてしまってはどうでしょう?少し嫌な気分になってしまうかもしれません。
以前、私はそんなウンチク男と付き合ったことがありました。

もちろん、彼自身に悪気はないのかもしれませんが、ちょっと度が過ぎていましたので、かなり不快になってしまうことも少なくありませんでした。

特に、不快だったのは食事に関してです。彼はいわゆるグルメで、味にはかなりうるさいタイプだったのです。

◆何かとケチをつけてウンチクを語る男

彼と付き合いはじめたのはまだ私が20代に入ったばかりの頃で、彼は20代後半でした。ちょうど、知的な大人の男性に憧れた時期でした。
出会ったばかりのころから、彼はさまざまな知識を披露してくれました。最初は、その博識ぶりに惹かれてしまったのですが、しばらく交際が続くと嫌な面が目立つようになります。

特に、一緒に食事をするのが本当に苦痛でした。彼はいわゆるグルメで、味などにかなりうるさいタイプです。
ちょっといいお店に行くと「この料理は◯◯がルーツで…」だとか「この食材は今が旬だから~」だとか「このお店の歴史は~」なんて得意げに語りはじめます。これだけでもかなり鬱陶しく感じてしまいますが、例えばファミレスやファーストフード店に行くと、ケチをつけ始めるので周りに聞こえないか不安になってしまいます。「これは結局冷凍ものだから風味が~」だとか「添加物と化学調味料だらけで舌がしびれる」なんて言い出します。しまいには「こんなもの食えたもんじゃないよね」なんて言ってしまいます。もちろん、しっかり食べながら…です。

もちろん、彼は料理人ではありません。それどころかグルメとはまったく関係のない仕事をしていました。

◆もちろん私の手料理にも…

彼がそのウンチクを発揮するのは外食の時だけではありません。私の手料理だって例外ではないのです。

私はそれほど料理が得意というわけではありませんが、一人暮らしが長いこともあり、普通に食事の用意をすることはできます。これまで付き合ってきた男も、みんなおいしいと言って食べてくれました。もちろん、絶品の料理というわけではありませんが、普通に食べれる料理です。

当時、週末は彼の家に泊まっていましたので、自然と料理をすることになります。それを食べるたびに彼はやっぱり批評し、ウンチクを語り始めるのです。「味付けは関西風がいい」だの「唐辛子は韓国産にすべき」だの「米の炊き方がどうこう」なんて言い出します。
結局、最後まで彼においしいと言ってもらえたことはありませんでした。

そもそも、私はそれほどグルメについて詳しいわけではありませんので、彼の言っていることが正しいことなのかはわかりません。もしかすると、私がわからないのをいいことに、得意になってペラペラしゃべっていただけ、という可能性もあります。いずれにしても、かなり不快でした。そんなストレスがたまってそんなに長続きすることはありませんでした。

知的な男性は確かに魅力的ではありますが、ウンチク男になってしまうと最低です。特にグルメにうるさい男性とは二度と付き合いたくないですね。