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ヒモ体質の最低男

これまで、私は「男はお金ではない」と考えてきました。確かに、今の日本ではお金によって生活水準は大きく変わってきます。しかし、私は良い生活をすることがすべてだとは考えていませんでした。もちろん、お金は必要ですが、それは自分でも稼ぐことができます。男に養ってもらいたいとは考えていなかったのです。

しかし、あまりにもお金がない男についてはすこし考えなければなりません。まして相手が稼いでくるお金をあてにするような男はどうしようもありません。

私はこれまで付き合ってきた中でも特に最低なその男に教えられました。

ここではそんな最低な男についてお話ししてみたいと思います。

◆男はお金じゃない!そんな思いから

冒頭でお話しした通り、男はお金じゃない!そう考えていましたので、最初に彼と出会ったとき、フリーターだと聞いてもそれほどネガティブな印象は抱きませんでした。この就職難の時代ですので、正社員になることができないという方も少なくありません。たとえフリーターであっても、しっかりと働いているのであれば問題ないと考えていました。

それよりも、その優しい性格とルックスに惹かれて、彼と付き合うことにしました。

私はそれなりに名の知れた企業で正社員として働いていましたので、収入はそれほど多くないにしても安定はしていました。
そんな私が、フリーターの彼と付き合うというシチュエーションそのものに酔っていたのかもしれません。

実際に付き合いはじめてからも最初は特に問題を感じることはありませんでした。自然と、デート費用や食事代などは収入の多い私が出すことになりましたが、それもあまり問題には感じられませんでした。
それに、最初から彼がお金を出してくれと言ってくるわけではありません。私が自分で進んでお金を出していましたので、何とも感じなかったのです。

しかし、そんな日々もやはりそれほど長くは続きませんでした。

◆同棲をはじめると彼のダメっぷりがはっきりと…

私たちは付き合い始めてすぐに同棲をはじめることにしました。アルバイトはしていましたが、収入はかなり低いため、生活はかなり苦しそうでした。
なので、私から同棲することを提案したのです。もっとも、同棲とは言っても、ほとんど彼が私の部屋に転がり込んでくる、という形でした。

私は彼のことが好きでしたので、一緒に暮らせるだけで嬉しくなり、舞い上がっていたのです。

しかし、一緒に暮らすようになると彼のダメっぷりがすぐにはっきりと見えるようになりました。まず、アルバイトをしているとは言っても、まったく続かないのです。長くても数ヶ月程度でやめてしまうのです。これではいくらバイトをしていてもお金に困ってしまうのも当然です。

こんな調子ですので同棲しているとは言っても生活を支えているのは私です。それに安心してしまったのか、いつの間にかほとんどアルバイトにもいかなくなってしまいました。だからといって家事をしてくれるわけでもありません。
完全なヒモ状態になっていたのです。これではさすがの私も、彼を好きだから…なんて言っていられません。結局彼を家から追い出す形で関係を解消しました。

もちろん、男はお金だけで判断できるわけではありません。しかし、あまりにお金がないのも問題なのです。